FAX WEEKLYバックナンバーです    <大阪市中央区の税理士 岡田隆税理士事務所のページへ>

★2002年2月25日(月)号★
■■―今週のことば―■■ * 電子公証人制度 *

 公証人が行う公証サービスを紙の文書だけではなく、インターネットなどを
介した電子文書についても利用できるようにし、電子取引の安全と利便を図ろ
うとする制度。
◆◇◆ 「独立開業」考えたサラリーマンは半数 ◆◇◆

** 具体的に独立考えた男性の13% **

 サラリーマンは“気楽な稼業”は昔の話。今はリストラという言葉が他人事
ではない時代です。いっそのことサラリーマン・OLを辞めて独立・開業する
かと考えても不思議ではありません。こんなことを「具体的ではないが」も含
めて考えたことがあると回答したのは男性で54.2%、女性で36.2%と
いう調査結果がありました。これは、ライフデザイン研究所が、全国の男女勤
労者661名を対象に昨年11月に行った調査で明らかになったものです。
 男女計で半数近くが独立・開業を考えたことがあると答えたわけですが、特
に男性の場合13.2%と約7人に1人が「具体的に考えたことがある」と回
答しています。

** 50代男性は半数がリストラに不安 **

 また、「独立・開業」を考えたことがあると回答した人の割合を性・年代別
にみると、全体として女性よりも男性の方が高く、30代男性では59.4%
、50代男性では60.7%に達しています。一方、女性の場合、20代では
26.2%と相対的に低いものの、30代以上になるといずれも4割以上の人
が「考えたことがある」と答えています。
 しかし、将来、自分自身が「リストラ」の対象になると思うかとの質問には
、「たぶんなる」と「なるかもしれない」を加えても、男性36.0%、女性
31.3%にとどまっています。ただし、こう回答した人の割合を性・年代別
でみると、40代男性では37.4%、50代男性では49.4%とほぼ半数
に達しており、年代が上がるとともにリストラへの不安が高まっていることが
明らかです。
◆◇◆ ヒット商品を生むための着眼点 ◆◇◆

 消費不況でモノが売れない中、大胆に発想を変えれば、ひと工夫で既存商品
が“ドル箱”に生まれ変わる着眼点をいくつか挙げてみます。
 1.男女、場所、生活スタイルなどターゲットの転換、2.高級志向か低価
格志向かなど市場でのポジショニングの変更、3.娯楽用か学習用かなど用途
、使用目的の変更、4.サイズ、素材、デザインなど製品仕様の変更、5.既
存機能の強調、演出など訴求ポイントの見直し、6.付録、アフターサービス
など付加価値の追加、7.ネーミング・パッケージの刷新、8.流通・販売の
転換、9.キャンペーン、情報公開(PR)、広告などセールスプロモーショ
ンの転換。   【日経ベンチャーから】

◆◇◆ 注意したいペイオフ対応の口座分散 ◆◇◆

 ペイオフ解禁に備えて、個人・法人を問わず、保証される1千万円を超える
預金を分散させるなどの対応を考えている人も少なくありません。家族名義に
口座を分散させると贈与税がかかるということは知られていますが、意外とう
っかりするのは法人が役員名義などに分散するケース。
 この場合は、役員賞与課税という問題が発生しかねません。国税当局も、こ
のような預金口座を分散させる動きには目を光らせているようですので、慎重
な検討が必要でしょう。


 FAX WEEKLYバックナンバーです    <大阪市中央区の税理士 岡田隆税理士事務所のページへ>