FAX WEEKLYバックナンバーです <大阪市中央区の税理士 岡田隆税理士事務所のページへ> |
2002年7月1日(月)号 | |
■■―今週のことば―■■ めざすゴールは危険ゼロ 進めよう職場の安全管理 全国安全週間(7月1日~7日)今年のスローガン。疲労がたまる夏場の健 康管理、職場の安全体制を見直しましょう。 |
|
◆◇◆ 個人の技能・能力を問われる時代 ◆◇◆ ** 新入社員の4割が将来のリストラに不安 ** 今年度の新入社員に対する「働くことの意識」調査(社会経済生産性本部、回答数3941)によると、「将来のリストラが不安」との回答が昨年の36%から42%に、「将来の会社の倒産や破綻への不安」が26%から30%に増加しており、社会状況を反映して、会社そのものや雇用の安定性への信頼感が低下していることが明らかになりました。 上記の回答は就労意識への質問で分かったものですが、ここでの上位は、「仕事を通じて人間関係を広げていきたい」、「どこでも通用する専門技能を身につけたい」などです。 ** "就社"から"就職"へ ** 会社の選択基準については、トップは「自分の能力、個性が活かせるから」の31%、以下、「仕事が面白いから」(20%)、「技術が覚えられるから」(18%)など、個人の能力、技能ないし興味に関連する項目が上位を占めました。反面、勤務先企業に関する項目である「一流企業だから」や「経営者に魅力を感じて」などは10%に満たない数値でした。 終身雇用制の後退を背景とする、昨今の"就社"より"就職"という傾向を反映しているようです。特に興味深いのは、昭和46年度には27%でトップに挙げられていた「会社の将来性」が9%にまで落ち込んだこと。 まさに、"寄らば大樹"的な思考が廃れ、自らの技能や能力が問われる時代へと変化してきたことを物語っています。会社としても、個人の技能・能力が伸ばせるような職場環境を作ることが人材獲得のカギとなっています。 |
|
◆◇◆ 喫煙対策は立場の尊重から ◆◇◆ 東京・千代田区では路上での「禁煙条例」が成立し話題になっています。企業でも喫煙対策が求められ愛煙家には厳しい時代になりました。 喫煙対策としては、1.職場を全面禁煙、2.時間を定めて禁煙、3.喫煙場所を設ける、4.煙を吸い込む機械を導入、5.席を分離する、6.禁煙手当を支給するなどがありますが、どれも決定的ではありません。この中で、1日2回、1~2時間程度の禁煙タイムを設けたり、喫煙場所を設置する企業が多いようです。 妊婦や疾患のある人に配慮するのは当然ですが、喫煙者と非喫煙者がお互い の立場を尊重し、不公平感のないように進めることが重要です。 |
|
◆◇◆ 7月のチェックポイント ◆◇◆ |
FAX WEEKLYバックナンバーです <大阪市中央区の税理士 岡田隆税理士事務所のページへ> |