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2002年8月5日(月)号 | |
■■―今週のことば―■■ 連結納税制度・8月1日施行 企業の組織再編成を促進し、国際競争力の維持・強化と経済構造改革を図るため、企業グループの損益を通算して、一つの法人と捉え課税する法案が成立、8月1日施行。 |
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◆◇◆ 起業支援に望まれる税制措置の見直し ◆◇◆ ** 産業構造審がベンチャー支援で報告書 ** 産業構造審議会の新規事業創出委員会は、中小・ベンチャー企業に対する支援策を公表し、起業の促進と成長の円滑化のために税制の果たすべき役割は大きいとして、各種税制措置の見直しを求めました。 税制措置の見直しとして、 1.キャピタル・ゲイン課税の見直し、 2.「エンジェル税制」の見直し、 3.「ストックオプション」に係る税制上の手当、 4.組合法制度の見直しとあいまった効果的な『導管』に係る税制上の手当、 5.欠損金の繰越に係る税制措置の見直し、 6.税制の適用や解釈の明確化―の6項目を掲げています。 ** 開業資金調達と成長資金の確保 ** 中小・ベンチャーにとって、起業段階における資金調達は重要課題ですが、「エンジェル税制」の見直しは個人投資家の投資意欲を促す目的。現行のエンジェル税制は、投資の結果に対する優遇措置ですが、これを投資時点で一定額の税額控除を認めることで投資リスクを軽減する考えです。 「ストックオプション」については、社外の支援者など第三者に対する課税が事業所得等や給与所得として認定される現行の国税の取扱いに疑問の声もあり、多様化する「ストックオプション」の活用の実情を踏まえた適用の見直しを提言しています。 また、起業後間もない中小・ベンチャー企業にとっては、成長段階においてキャッシュフローを確保し、企業内部に資金を留保することで、その後の研究開発、設備投資などの成長資金として活用することが大切です。このような観点から、欠損金の繰越に係る現行の税制措置の見直しを求めています。 |
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◆◇◆ 社長の夏休みを考える ◆◇◆ 厚労省の調査によれば、夏季連続休暇の平均は6.8日とか。経営環境が厳しい中「休んではいられない」多忙な経営者も多いと思いますが、夏休みは会社と自分を見つめ直す絶好の機会です。 家族サービスや趣味でリフレッシュするのも有意義ですが、不況を乗り越え会社を強くするには、経営者自身が変わらなければなりません。そのきっかけをつかむための夏休みにしては。 例えば、 1.社長の健康は社員や取引先に対する責務です。人間ドックなどで健康のチェックをします。 2.予期せぬ事態にも動じず、新しいことに挑戦する精神を鍛えます。 3.経営上の弱点を克服するための戦略をゆっくり考えてみます。 |
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◆◇◆ 交通違反の罰金を会社が払ったら ◆◇◆ |
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