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2003年9月1日(月) | |
■■-今週のことば-■■ 天候デリバティブ 予期せぬ天候によるリスク回避を目的とした金融派生商品。気象データに基づいた算式で契約、支払額が決る。保険と異なり実際の損失額や損失を立証する必要はない。 |
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◆◇◆ 今後の賃金決定、「定昇廃止」が6割超 ◆◇◆ ** 雇用維持のため賃金抑制 ** 業績に関係なく勤務年数とともに給料が上がる時代は終わり、これからは成果や業績などに応じて昇給していく企業が増えています。 日本経団連が経営者に実施したアンケートによると、今後の望ましい賃金決定のあり方として、「定昇制度を廃止し、降給も含めた成果や業績による賃金決定とすべき」との回答企業が6割を超えました。 「定昇のみとし、成果や業績は賞与に反映すべき」、「定昇を中心とし、必要があればベアを行うべき」など、定昇廃止を含めた「定昇+ベア方式」の見直しを考えている企業が9割を超えています。 ** 成果主義「賛成だが不安」が6割 ** 今年の賃金決定については、2社に1社が「定昇のみ」となっています。さらに、「定昇縮減」、「ベア・定昇の不実施」、「実施時期の先送り」など定昇の調整等を実施した企業が17%ありました。 一方、労使交渉で「雇用問題が取り上げられた」企業が36%あり、このうち「雇用維持のため賃金を抑えた」企業が52%と過半数を占め、「雇用維持のため賃金減額を行った」企業も10%あり、雇用維持を優先する企業が6割を超えています。 今後の雇用形態の組合せは、「長期雇用労働者を中心にパート・派遣などの比率を拡大する」と考える企業が57%で最も多くなっています。 なお、会社員に対してJILが行った調査では、成果主義的な賃金体系について、「賛成」が28%、「賛成だが、不安」が60%でした。不安な理由は、正しく評価されるか、実力を発揮できない部署に配置されたら困る、収入が不安定になるの順でした。 |
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◆◇◆ 社長は現場に出ていますか ◆◇◆ 社長の仕事は多岐にわたり多忙の連続です。伸びている会社の社長ほど、現場に足を運ぶ時間的余裕が少なくなるのも当然です。 しかし、経営環境の激変する現在こそ、現場の変化をいち早くキャッチする姿勢が大切です。顧客ニーズの変化や社内のムダ・不祥事の温床など数多くの情報を得ることができるからです。 「うちの工場長や店長はしっかりした社員だから大丈夫」という考えは危険です。現場にいる人ほど慣れが生じ、工場や店舗が発している重要なサインを見落としがちになるからです。 社長の現場主義が会社を救います。【参考:日経ベンチャー】 |
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◆◇◆ 9月のチェックポイント ◆◇◆ |
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