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2004年10月4日(月) | |
■■-今週のことば-■■ プラチナスタイル 中高年を"高齢・老"などマイナスイメージではなく、人生で最も輝く年代ととらえ、小説家・渡辺淳一が命名。好奇心を持ち好きなものを追いかけ、前向きな生き方を提唱。 |
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◆◇◆ 社会保険料の徴収に注意!! ◆◇◆ 7月に提出した「算定基礎届」に基づく定時決定により、9月から健保・厚年の標準報酬が変わっています(原則10月支給分の給与から徴収)。 ** 2ヵ月連続で変更・端数処理をどうする ** また、10月からは厚生年金保険料率が13.58%から13.934%(労使折半)に引き上げられました(原則11月支給分の給与から徴収)。変更が2ヵ月続きますので、給与計算には十分注意して余裕を持って賃金台帳などに転記しておきます。 ** 増え続ける法定福利費 ** 厚生年金保険料は今年10月から毎年0.354%ずつ引き上げられ2017年には18.30%になります。例えば年収560万円の社員の場合、企業負担は厚生年金だけで現在38万円が最終的に51万円と約13万円増加します(この他に健康保険、労働保険料などの負担が加わります)。 |
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◆◇◆ 15年分平均給与は13年前と同水準 ◆◇◆ 国税庁がまとめた民間給与の実態調査によると、昨年1年間の給与所得者4466万人の平均給与は444万円(前年比0.9%減)で、13年前の水準となり6年連続の減少です。「給料・手当」は374万円(0.4%減)とほぼ横ばいだったものの、賞与は70万円(3.3%減)と20年前の水準まで落ち込んだことが減少の要因にあるようです。
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◆◇◆ 10月のチェックポイント ◆◇◆ ※年末3ヵ月の営業計画の再確認と資金繰りをチェックします。 ※請求事務にミスがないか確認して、売掛金回収に万全を期します。 ※消費税や印紙税は利益の有無に関係のない税目。税務調査が本格化する季節、赤字でも税務調査に備えて帳票資料の整備をしておきます。 ※年末商戦に備えて販売計画や仕入計画とともにパート・アルバイトの早めの ※冬季賞与のための資料・情報を収集します。
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