２００７年２月０５日（月）

■■−今週のことば−■■　　Ｅスポーツ

◆◇◆　所得税確定申告はお早めに！！　◆◇◆

＊＊　確定申告が必要な方は　＊＊ 　
平成１８年分の所得税確定申告が、いよいよ来週 ２月１６日から始まりま すので、各種資料の整理や申告書用紙等が税務署から届いているか確認してく ださい。申告期限ぎりぎりになると資料不足で控除ができなかったり、思わぬ ミスが起こることがありますので早めの準備を心掛けましょう。
　 個人事業者や不動産収入がある方のほか、
１．給与収入が２０００万円を超 える、
２．給与収入があり各種の所得金額（給与・退職所得を除く）の合計が ２０万円を超える、
３．給与を２ヵ所以上から貰っている、
４．同族会社の役 員や親族がその給与のほか、貸付金の利子や建物・設備の使用料などを貰って いる、などの方は確定申告をしなければなりません。

　 また、雑損控除や医療費控除、寄附金控除、住宅借入金等特別控除（初回） などで還付を受けるためには確定申告をすることが要件です。 ＊＊　１８年分から適用される主な改正点は　＊＊ 　平成１８年分の主な改正点は、
１．定率減税が１０％、最高１２万５千円に （改正前２０％、最高２５万円）、
２．一定要件を満たす耐震改修工事費用の １０％（最高２０万円）を税額控除、
３．寄附金控除の適用下限額が５千円に 引下げ（改正前１万円）、
４．確定申告不要の少額配当の対象の変更、などです。
　なお、税金の納付期限はそれぞれの申告期間の末日ですが、振替納税を利用 している方は、所得税は４月２０日、消費税は４月２６日が振替日となります 。口座の残高が１円でも不足していると引き落とせず、延滞税まで支払うこと になりかねませんので、残高に留意する必要もあります。

◆◇◆　経営ノウハウは自社風にアレンジして　◆◇◆

　本やセミナーなど、さまざまな経営ノウハウが溢れていますが、そのまま実 践してもあまり効果が上がらないことが多いようです。
　ノウハウは、あくまでもヒントです。どんなに優れたノウハウでもすべての 会社に通用するわけでありません。規模や人材、地域、取引先などのほか、ト ップの性格や築き上げてきた企業風土が違うわけですから、自社に合う部分だ けを取り入れる方が成功する確率が高くなります。
　また、「他社が成功しているから」などの曖昧な理由で取り入れるのではな く、なぜそのノウハウが自社にとって必要なのかを冷静に分析・検討して、自 社風にアレンジすることが大切です。

◆◇◆　２月のチェックポイント　◆◇◆

※贈与税の申告・納付は２月１日から３月１５日。
※所得税の確定申告は２月１６日から３月１５日。
※個人消費税の申告と納付は、平成１６年分の課税売上高が１千万円を超えて いる方は４月２日。
※３月決算法人は、２月中には仮締めと決算対策を行います。また、新事業年 度の営業計画を立案するための資料を準備します。
※３月決算法人から、特殊支配同族会社の業務主宰役員給与の損金不算入規定 の申告が始まるので、該当する企業は納税額の確認をします。